心の社会、量子の意思

僕は30年前、「心の社会」(マーヴィン・ミンスキー)という本を買って、読み始めて、途中で挫折している。

当時、仕事の方向性に悩んでいた時、人工知能という「なんだか良くわからないけど凄そう」な分野の先駆者の著書、ということで手に取り、理解しようとしたのだけれど、

・少しずつ面白い
・けれど、続けて読めるような物語じゃない
・なので、ワクワクしながら読めない、しんどい
・全容を把握するには全部を読まないとダメそうだ

という、よくある「読まない、棚に置いてあるだけ」本の仲間入りになっていた。

ただ、なぜかずっと気になっていた。理解する必要があると感じ続けていた理由はよくわからないが。。。
(なぜ、そういう思いが続いていたのは別途、整理したいと思う)

 

改めて考えると、先生はおそらく、こういうことを伝えたいのではないだろうか(いまだ読み返していないのだが)。

量子は「安定」したい。これは物理特性であり、”意思”ではない。
 これが最小のエージェント。

 
・もの凄い数の量子の集合体である細胞は、ストレスに対して「形を維持」したい
 これは集合のエージェント。

 
・さらに凄い数の細胞の集合体である人の脳は、死にそうな状況でも「生命を維持」したい。

 
・そのために「人の心」を発明し、「生きたいので。。」と体中に指令して、エージェントを活動させている。
 たくさんの(集合)エージェント達が、連携・影響しあいながら、(生命維持という)バランスを取っている。

 

最初の起点は、無機質な、単なる現象に過ぎない。

海でイルカが泳いでいて、空に鳥が飛んでいるのは、それぞれが量子の最適化の記録(DNA)を引き継いできた結果。

 

「ミンスキー先生、読んでないけど、わかった気がします」と言ったら、怒られるだろうか。。。